赤ちゃんのお肌トラブルいろいろ!

よくある商業系サイトでは、赤ちゃんの情報は自分で収集した情報じゃなく、丸写しの記述がよく見られます。

 

小児科学や皮膚科の教科書なので丸写しが悪いわけでは全然なく、それでは同じ情報を出してもためになりませんよね。

 

ですから、私は私自身の観察・経験、他のお母さんから聞いた情報など、教科書には書いてない、本当にあった観察記録を紹介します。

 

◆新生児ニキビ◆

・時期:新生児期〜生後2ヶ月ごろ
・できる場所:額、鼻の頭、ほお
・症状:ポツポツポツとしたスポットでできる。白い芯のあるニキビ。芯が無いものは赤い。(白いのは脂肪の塊)
・原因:胎内で引き継いだ母親由来のホルモンの影響と言われる。
・対処法:石けんで洗う。ただし、ほほに乾燥性の湿疹が同時に出ているときは石けんは使わない。
・その他:額→鼻→ほおと、徐々に移動しながら出る。

 

◆脂漏性湿疹◆

・時期:新生児期〜1才ごろまで(たいていは6ヶ月ごろまで)
・できる場所:頭皮、おでこの髪の生え際。後に、耳の前方横に移動する。(頭と耳では原因と対処法が異なることもある)
・症状:頭皮が黄色い粉状のカサブタになる。多量のフケ。
・対処:何もしなくて良い。オイルやワセリンで無理にはがす必要はない。悪化がなければ、石鹸使用も可能。

 

◆間擦疹(かんさつしん)◆

・時期:新生児期〜
・できる場所:首のシワ、足のつけ根のシワ
・症状:シワの奥が赤い、垢がたまってる、臭い
・対処:お湯で洗い、指でこすって垢をおとす。
・その他:石けんを使う場合は洗浄力の弱い石けんの方がベター(「ベビーセバメド」や「アトピタ」など。)
     ひどく悪化しなければ問題なく、ほんわり赤いのは赤ちゃんであれば普通。

 

◆おむつかぶれ◆

・時期:新生児期〜おむつをしている間。
・できる場所:肛門のまわり。
・症状:赤くなる。じくじくとした汁がでたら要注意。
・原因:おむつの中の湿気、ウンチなどとの長時間の接触。
・対処法:
(我が家のおしりふきの方法)
ウンチをティッシュで軽く拭き取り、水(お湯)でスプレーし、ティッシュでポンポンと水気と汚れを取るように。
黄色いのが残っていてもゴシゴシこすりとらない。あくまでほどほどに。
入浴時は石鹸でお尻洗いしない。(使用しても刺激の弱い「ベビーセバメド」など。)
冬場は乾燥予防に、ベビーオイルやワセリン、馬油などを肛門まわりに塗っても良い。(乾燥の酷い子は夏場でも)
完全に乾かしてからオムツをする。(これ大事。噴水予防にはバスタオルでもかけて。
ステロイドはNG。ステロイドなどをつけると、免疫力がおちてカンジダなどの感染になり、悪化するケースがよくあります。
・その他:お尻は出生直後から皮脂量が少ないし特に皮膚も薄いので、新生児期は湿疹が出やすい。
お尻が赤くなる子は、市販の「お尻ふきシート」は避ける。こすることで皮脂がはがれ、おむつかぶれが長期化する。
産院で教えてもらう「コットンおしぼり法」でゴシゴシするのは、退院したらやめましょう。

 

◆よだれかぶれ◆

・時期:歯の萌出時期
・できる場所:くちのまわり
・原因:唾液の分泌量が多くなり、嚥下できず口のまわりに唾液があふれる。離乳食がくっついたのを放置。
・対処法:
(我が家の方法)
水かお湯に軽く浸したガーゼで、赤くなった所に押しつけてジュワーっと水(お湯)で流すように洗う。
その時は、首の周りに乾いたタオルをかけて流れた水をうける。
くれぐれも濡らしたガーゼでごしごしこすらない。(こすると皮脂をはいで、皮膚を傷める。)
その他:よだれは、離乳食がすすむのに従って飲み込めるようになるため、それまで上記の方法でしのぐ。
よだれかぶれが完全によくならなくても仕方ないと割り切って、悪化しないように注意する。
ステロイドはNG。
食べた物に反応するかどか、よく観察する。(卵、牛乳など。)

乾燥系

 

◆乾燥性湿疹◆

・時期:0、1才の冬に多い。皮脂分泌が急減する生後2、3ヶ月目から出始める(乾燥肌の子は一ヶ月目でも出る)
・症状:頬が赤いのはほぼ乾燥性。じくじくしはじめたら化膿に注意。
・対処:入浴は控え、石けん・シャンプー類は使用禁止、入浴後すぐに保湿。それ以外にも必要に応じて保湿。
・その他:ステロイドは禁忌

 

ステロイドは、2歳以下(2歳以上の子供でも)の赤ちゃんには基本的には使用しないように。
まずは治すための色々な工夫をした後、ステロイドを使用するときには、慎重な医師の指導の下に、しっかりと管理して使用すること。
使う時には、重大な疾患の可能性もあるので、しっかりと原因究明をすること。

 

◆アトピー性の湿疹◆

・症状:肘、膝の裏側(屈側)の赤み、湿疹、耳切れ
(目の周りがほわっと赤い子はアレルギー体質の場合が多い。)
    乾燥がひどく顔、特にほほに湿疹が出ることも多い。
・原因:皮膚側の要因と免疫側の要因の両方の体質による場合が多い。
・対処:乾燥性湿疹と同様の入浴・保湿法。
・その他:ステロイドはNG(アトピー体質を強める可能性あり。)
アレルギー検査(血液検査)は離乳食前の6ヶ月ごろ受けたほうがいい。
「アトピー性皮膚炎」は「強い湿疹が4ヶ月以上続く」ことが条件。(厚労省ガイドラインより)
※ただし、医師ごとに独自の基準があり、「ただの湿疹」や4ヶ月より前に「アトピー」と言ったりする。
つまり、あまり気にする必要はない。
「乾燥肌質の子」としてのスキンケア方法は確立する必要がある。
(つまり、体質に合わせた生活方法を探る努力はすること。)

 

アレルギー

◆食物アレルギー性の皮疹◆

・時期:食物摂取から24時間〜48時間程度、まれに4日後もある。
・対処:
卵や牛乳アレルギーは、遅延型の反応をする。
(IgGが介在するため。)
食事から除去して確認するには1週間は完全に抜くこと。
・その他:そば、ピーナッツは即時型で30分〜1時間で出る。
ひどくなると呼吸困難になるため注意。
粘膜にでる場合が多い。
これらの食物は0、1才では控えるべし。

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